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バッハからアフリカ音楽、そしてオオカミやクジラとの共演
――自らが崇敬するさまざまな音楽の伝統を取り入れた珠玉の作品集――

クジラ、ワシ、オオカミなど自然界の音を取り入れた独自の音楽で知られ、グラミー賞を7度受賞しているアメリカのソプラノサックス奏者ポール・ウィンターが設立したリビング・ミュージック・レーベル、そして彼が「アース・ミュージック」と呼ぶ、生きとし生けるものへの賛歌を彼と共に奏でるアーティストたちを紹介するために設立されました。運営は日本におけるポール・ウィンターの活動を担っているリビング・ミュージック・ジャパンが行っています。

 

ポール・ウィンターは、自分のアンサンブルであるポール・ウィンター・コンソート、そして世界でも屈指のジャズ、クラシック、ワールド・ミュージックの音楽家たちや自然界のさまざまな声を含む音楽仲間のレコーディングを行うため1980年にリビング・ミュージックを設立しました。

「『リビング・ミュージック』という名前は、時代を超越した音楽を目指す、石造りの教会、峡谷、納屋のロフトといった自然の音響空間で録音を行います。そしてバッハからアフリカ、オオカミやザトウクジラまで、私が崇敬する音楽の伝統を取り入れた作品を作るという私たちが一番やりたいことを表していて、ぴったりな名前だと思ったのです」と、ポールは説明します。

 

1960年代終わりのロジャー・ペイン博士との出会いによってザトウクジラの歌を知ったポール・ウィンターは、その後もオオカミの音楽に出会う。これらの哺乳動物がきっかけとなり、ポール・ウィンターは自然界のさまざまな音に耳を傾け、地球の生き物や文化を讃える音楽、すなわちアース・ミュージックに取り組むようになります。

レーベルとしてのリビング・ミュージックは、ポール・ウィンターのエコロジカルな音のビジョン、そして彼のアンサンブルであるポール・ウィンター・コンソートのレコーディングを行う場を提供しています。

 

リビング・ミュージックは、レーベルとして20年間で30を超える作品を発表し、そのうちの7作品がグラミー賞を受賞しています。

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