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PEOPLE

ポール・ウィンター・コンソート

「ワールド・ミュージックが通用語となるはるか前からそれを取り入れてきたことは、コンソートのもっともユニークな側面のひとつである。」(ジョン・ディリベルト)

 

リビング・ミュージックの物語は、ポール・ウィンター・コンソートのそれと織り交ざっており、両者は1960年代初めにポール・ウィンターが結成したジャズ・セクステットに端を発する40年間におよぶ音楽の冒険物語を通じて発展してきました。
 

ジャズ・セクステットとのツアー、ブラジル音楽との出会い、自然界や地球の声への関心の高まりによって、より広い音楽領域へと活動の場を広げ、さらに豊かな音の質感を求めたいという願望をポール・ウィンターは抱くようになりました。彼が自分のグループである「ポール・ウィンター・コンソート」を結成した目的はそこにあります。

 

「『コンソート』という名前は、シェークスピアの時代のアンサンブルであるエリザベス朝の劇団のハウスバンドの呼称から取りました。そこでは大胆にも木管楽器、弦楽器、打楽器を組み合わせて演奏したのですが、それが『現代のコンソート』で私が組み合わせたかったのと同じ楽器編成だったのです」と、ポールは振り返ります。

 

 

 

コンソートは時と共に進化してきました。リビング・ミュージックは、20年以上にもわたってポール・ウィンター・コンソートやポール・ウィンターの仲間のミュージシャンたちにレコーディングを行う場を提供しています。これまでコンソートと共演し、リビング・ミュージックのアルバムに登場するミュージシャンには、デビッド・ダーリン、ポール・マッキャンドレス、ラルフ・タウナー、グレン・ムーア、コリン・ウォルコット、ナンシー・ランベル、ジム・スコット、ロンダ・ダーソン、ポール・ハーレー、ラス・ランダウ、グレン・ベレス、ユージン・フリーゼン、スーザン・オズボーン、アート・タンクボヤキアン、ポール・サリバン、ミッキー・ハート、オスカー・カストロ・ネヴェス、ノイリン・ニ・リアン、ジョーダン・ルーデス、デイビー・スピレーンなどが名を連ねています。

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